トランジションをアニメーションにできるOBSプラグイン~Move Transition~

この記事ではOBS Studioでシーンを変更する際にアニメーションを利用してより自然なシーン転換を可能にするOBS Studio用プラグイン”Move Transition”を紹介します

できること

Move Transitionには現在(2020/05/13)、1つのトランジションと2つのフィルターが含まれています

  1. Move Transition本体
    シーンを変更する際にアニメーションを適用することが可能になります
    画面の転換をよりスムーズに表現することができます
  2. Move Transition Override フィルター
    ソースのフィルタとして適用することでMove Transitionの効果を上書きすることができます
    シーン全体としては右に動かしたいけれども、このソースだけは違う動きをさせたいな、という場合に便利です
  3. Move Source フィルター
    シーンの変更をせずにソースだけにアニメーションを適用させたい場合に使用します
kurocha
シーンを変更するたびに瞬間移動!?
やりたい放題か!
VTuberによくあるこのようなトラブルにも完璧に対処できます

文字だとわかりにくいと思うのでテスト動画を撮影しました

導入方法

ダウンロード

Move Transition Pluginのダウンロードはこちら(外部リンク)

Downloadをクリックすると表示されるファイルから自分の環境に合わせたものをダウンロードしてください

インストール

ダウンロードしたzipファイルを解凍し、OBSのインストールフォルダに中身の”data、oba-plugin”フォルダを移動させます

OBS Studioインストールフォルダの例
C:\Program Files\obs-studio

日本語化

私のDiscordサーバーにて日本語化のファイルを配布しています
開発者の許可を得ていますが、私が勝手に意訳しているのでフィードバックいただけたら嬉しいです
よい反応であればそのままプラグインに追加して頂く予定です

Discordに入る

Move Transition

導入

プラグインをインストールしたらOBS Studioを起動し、シーントランジションのエリアにある+マークをクリックします
そして”Move“をクリックし、トランジション名を自由に付けます

するとトランジションのプロパティが表示されるのでここで各種設定を変更し、自分好みのアニメーションを作っていきます

プロパティ

Match if the source name

この項目では現在のシーンと変更先のシーンでマッチするソースが存在したときにそのソース同士で連動する条件を設定することができます例えば・・・
現在のシーン1に”Clown”というソースがあり、シーン2にThe Bone Clown“、”Clown 2“、”Clown ABCの3つのソースがあるとします
何もチェックを入れていない場合は”Clown”は次のシーンのどのソースとも連動しません
contains the other source name にチェックを入れると、次のシーンで同じ名前を含むソースと連動するので”Clown”は次のシーンのThe Bone Clownと連動してアニメーションが適用されます
with numbers removed from end matches the other source name にチェックを入れると、次のシーンにあるソースで最後の数字を消したときに名前がマッチするソースと連動するのでClown 2と連動してアニメーションが適用されます
with the last word removed matches the other source name にチェックを入れると、次のシーンにあるソースで最後の単語を消したときに名前がマッチするソースと連動するのでClown ABCと連動してアニメーションが適用されます

大きく3つの枠があり、それぞれを設定することでどのようにシーンスイッチを完成させるかを決定します

  • Matches items
    前後のシーンでマッチしたソースがどのように動いてスイッチするかを設定できます
  • Appearing iteams
    次のシーンで新しく現れるソース群がどのように表示されるかを設定できます
  • Disappearing items
    現在のシーンにあり、次のシーンに無いソースがどのように無くなるかを設定できます

それぞれのパラメーター群は以下のようになっています

  • Easing
    アニメーションの加速度を選択できます

    • No easing
      等速で移動
    • Ease in
      徐々に加速
    • Ease out
      徐々に減速
    • Ease in and out
      加速して減速
  • Easing function
    Easingの変化を指定することができます
    全てを試してみてもよいかもしれません
    詳しくはこちら(外部リンク)
  • Zoom
    チェックをいれると現在のシーンは徐々に小さくなって消え、次のシーンは徐々に大きくなりながら表示されます
  • Position
    現在のシーンがどこに向かって消えるか、次のシーンがどこから表示されるのかを選択できます
  • Curve
    スタート位置から終わり位置までの軌道にカーブをかけることができます
  • Transition
    シーン変更の際にソースにトランジションを使うことができます

期間欄の数値を変更することでトランジションの時間を変更することができます
大きめに設定することでアニメーションがどうなっているのかわかりやすくなるでしょう

Move Transition Override フィルター

シーンを変更する際に、「このアイテムだけは違う動きをさせたいな」というときにはそのアイテムにMove Transition Override フィルターを適用しましょう

適用したいソースを右クリックし、フィルタを選択します

表示されたウインドウの左下の+からMove transition overrideを選択します

後は各パラメーターを設定していくだけです

No overrideにすることでトランジションで設定した動きを残しておくことができます

Move source フィルター

Move source フィルターを適用することでシーンを変更せずに、あらかじめ設定しておいた位置、大きさ等にソースアイテムをアニメーションさせることができます

まず、アニメーションさせたいソースを含むシーンを右クリックし、フィルタを選択します

表示されたウインドウ左したの+からMove sourceを選択します

ここではフィルタの名前を”clown position 1″としました

新しいパラメーターを説明します

  • Source
    アニメーションさせたいソースを選択します
  • Transform
    選択されたソースの現在のステータスです
  • Get transform
    現在のステータスを保存します
  • Duration
    このステータスに変化するまでの時間です
    大きめ(3000ms程度)に設定することでアニメーションの設定が簡単になるかと思います
  • Start
    設定したステータスにソースを変更します

大まかな操作の流れとしては

  1. OBS Studio上でソースアイテムのステータスを変更する
  2. Move sourceフィルタ-で Get transform を押してステータスを保存する
  3. Move sourceフィルターのパラメーター群を設定
  4. Startでアニメーション開始
kurocha
Get transformはよく押し忘れるんだよなぁ・・・

このフィルタを複数作ることで色々なシチュエーションにソースを対応させることができます

今回はもう1つ右下に小さく移動する”clown position 2″を作成しました

“clown position 1″を選択してStart、”clown position 2″を選択してStart、という方法でも利用できますがホットキーを使用することでより便利になります

設定->ホットキーからフィルタを適用したシーンをみつけ、作成したフィルタにホットキーを割り当てます

こうすることで”F1″で左下に大きく、”F2″で右下に小さくアニメーションしながら移動させることができます

より詳細な設定の記事を更新しました

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Move Source アイキャッチ

Move Valueフィルタ

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フィルタの設定を動的に変更することでより派手なエフェクトが実現できるので配信のアクセントにおすすめです

より詳しくはこちら

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Move Valueアイキャッチ

おわりに

今回は配信に彩りを加える強力なプラグインを紹介しました

こんなクールなアニメーション作ったよーというのがあったら是非教えてください!

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