この記事では音声の入出力によってOBS Studioを操作することが可能なAudio Moveフィルタについて紹介します
ゆかりねっとコネクターなどの字幕ソフトとの相性も抜群なので配信のアクセントにおすすめです

私が実際に試用したデモビデオが以下となります
こちらはExeldro氏が開発したプラグインとなります
インストール
Audio MoveフィルタはMove Transitionプラグインのver2.2.0以降に追加されたフィルタとなります
そのためMove Transitionプラグインの最新版をインストールしてください
OBS Studioへのプラグインのインストールは以下の記事を参照ください
使用方法
フィルタの適用
Audio Moveはソースのオーディオ部分に適用します

設定

Meter Type
音声をどのように処理するかのタイプ
Easing
イージング
数値を上げるほど音に対して滑らかに、数値が低いほど音に対して素直にエフェクトがかかる
Action
ソースやフィルタの設定対象を選択
Transform
対象ソースの位置や大きさや角度、クロップなどを変更
Setting
対象ソースに適用されているフィルタを選択し、フィルタの要素の数値を変更
Source Visibility
対象ソースの表示/非表示を変更
Filter Enable
対象ソースに適用されているフィルタを選択し、フィルタの表示/非表示を変更
Base Value(Transform/Settingのみ)
音量が0のときの値
Factor(Transform/Settingのみ)
音量に対しての数値の変動の幅
Threshold Action(Source Visibility/Filter Enableのみ)
音量の閾値を設定し、閾値に応じてどのように表示/非表示を設定するかを決定
Enable Over
閾値を超えたら表示
Enable Under
閾値を下回ったら表示
Disable Over
閾値を超えたら非表示
Disable Under
閾値を下回ったら非表示
Enable Over and Disable Under
閾値を超えたら表示、下回ったら非表示
Enable Under and Disable Over
閾値を下回ったら表示、超えたら非表示
Threshold(Source Visibility/Filter Enableのみ)
音量の閾値を設定
おわりに
使い方によっては今までStream Deckなどでボタンを押して使用したようなコマンドも音声で自動的に発生させたりできるので大変便利なフィルタです
他にもたくさんのプラグインを紹介していますのでよろしければ

