音声の入出力でOBS Studioを操作できるAudio Moveフィルタ

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この記事では音声の入出力によってOBS Studioを操作することが可能なAudio Moveフィルタについて紹介します
使用する音声によって見映えが変わるエフェクトを作成できる非常に柔軟なフィルタとなっています

こちらはExeldro氏が開発したプラグインとなります

目次

なにができるの?

音声の入出力によってOBSを操作

大きく以下の4つの設定を変更することができます

  • ソースの変換情報(位置や大きさ)の変更
  • ソースの表示/非表示
  • フィルタの表示/非表示
  • フィルタの設定の変更

Move Audioフィルタの使用例

インストール

Audio MoveフィルタはMove Transitionプラグインのver2.2.0以降に追加されたフィルタとなります

そのためMove Transitionプラグインの最新版をインストールしてください

OBS Studioへのプラグインのインストールは以下の記事を参照ください

使用方法

フィルタの適用

Audio Moveはソースのオーディオ部分に適用します

設定

Meter Type

音声をどのように処理するかのタイプ

Easing

イージング
数値を上げるほど音に対して滑らかに、数値が低いほど音に対して素直にエフェクトがかかる

Action

ソースやフィルタの設定対象を選択

Transform

対象ソースの位置や大きさや角度、クロップなどを変更

Setting

対象ソースに適用されているフィルタを選択し、フィルタの要素の数値を変更

Source Visibility

対象ソースの表示/非表示を変更

Filter Enable

対象ソースに適用されているフィルタを選択し、フィルタの表示/非表示を変更

Base Value(Transform/Settingのみ)

音量が0のときの値

Factor(Transform/Settingのみ)

音量に対しての数値の変動の幅

Threshold Action(Source Visibility/Filter Enableのみ)

音量の閾値を設定し、閾値に応じてどのように表示/非表示を設定するかを決定

Enable Over

閾値を超えたら表示

Enable Under

閾値を下回ったら表示

Disable Over

閾値を超えたら非表示

Disable Under

閾値を下回ったら非表示

Enable Over and Disable Under

閾値を超えたら表示、下回ったら非表示

Enable Under and Disable Over

閾値を下回ったら表示、超えたら非表示

Threshold(Source Visibility/Filter Enableのみ)

音量の閾値を設定

おわりに

使い方によっては今までStream Deckなどでボタンを押して使用したようなコマンドも音声で自動的に発生させたりできるので大変便利なフィルタです

他にもたくさんのプラグインを紹介していますのでよろしければ

OBS Audio Move

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