この記事ではOBSで利用できるプラグイン「StreamFX」を紹介します。
こちらはXaymar氏が開発したプラグインとなります
StreamFX
StreamFXの内容
StreamFXは新しいソース・フィルタ・トランジション・エンコーダーを含むパッケージになっています。
3D Transform
Blur
Color Grading
Dynamic Mask
NVIDIA Face Tracking
SDF Effects
Shader
Source Mirror
AMD AMF H264 & H265
Apple ProRes
NVIDIA NVENC H264 & H265
![](https://kurocha.jp/wp-content/uploads/2022/02/bgremoval-300x158.jpg)
インストール方法
こちらのページからインストーラを手に入れます。
外部リンク : StreamFX
少し下にスクロールすると表示されるAssetsから自分のOSに合わせたStreamFXをダウンロードしてインストールしてください。
特にこだわりが無ければStreamFX-現在のバージョン.exeが簡単だと思います。
3D transform
3D transformは文字通りソースの3D表現を可能にするフィルタです。
Xsplitには標準機能として搭載されていたので気になっていた方も多いと思います。
![](https://kurocha.jp/wp-content/uploads/2019/05/3d.jpg)
Blur
Blurはソースにぼかしを加えるフィルタです。
ぼかしの種類も豊富で強度も設定できます。
![](https://kurocha.jp/wp-content/uploads/2019/05/blur.jpg)
画像はZoomというタイプで真ん中の車に向かってぼかしがかかっています。
注意
ブラーは非破壊的プロセスで動くので、ブラーがある程度回復する可能性があります。ブラーを使用して個人的なパスワード、クレジットカード情報などを隠すのは絶対に止めましょう。
![](https://kurocha.jp/wp-content/uploads/2021/03/OBS-画面の一部分にモザイク-300x158.jpg)
Color Grading
Color Gradeはデフォルトの色補正よりも格段に細かく調整可能なフィルタになります。
![](https://kurocha.jp/wp-content/uploads/2019/05/unknown-3.jpg)
Dynamic Mask
マスクについてはこちらの記事を参照ください
Dynamic Maskはあらゆるソースをマスクとして読み込むことが可能です
そのためメディアソースをマスクとして読み込めば動きを加えた切り抜きが可能になります
NVIDIA Face Tracking
自動で顔をトラックしてフレーム内に入れる
NVIDIA RTX GPU専用
※筆者はRTXのグラフィックカードを保有していないためテストできていません
SDF Effects
ソースやシーンの内側、外側に影や光、アウトラインを追加します
Shader
自分のHLSLエフェクトファイルをソース、フィルター、トランジションとして使用できます
あらかじめ用意されたシェーダーも多くあります
Source Mirror
Source Mirrorは既にあるソースのコピーを作成します。
そしてそのコピーにかけるフィルタ、エフェクトはオリジナルへの影響がありません。
![](https://kurocha.jp/wp-content/uploads/2019/05/sourcemirror.jpg)
後ろがオリジナルで、手前のSource Mirrorオブジェクトには3D TransformとBlurをかけています。
まとめ
今回はOBS Studioへの追加フィルタ、ソースのStreamFXを紹介しました。
ああ!これが欲しかった!というフィルタもあったのではないでしょうか。
StreamFXはあなたの配信をもう一段階上のレベルへ引き上げてくれます!
![](https://kurocha.jp/wp-content/uploads/2020/07/OBSplugins-1-300x158.jpg)