この記事ではスマホやタブレットをStream Deck(ストリームデッキ)にして配信、その他アプリケーションなどを操作するためのアプリTouch Portalの特徴について紹介します
Stream Deckとは
Stream Deckはカタカナだとストリームデッキ・ストリームデックとどちらが正しいのかよくわかりませんが、一番有名なのはElgato Stream Deckでしょう
キーボードやマウスとは別に専用機器やスマホやタブレットなどで配信ソフトやその他アプリケーション、キーボードショートカットなどを操作できるものをStream Deckといいます
この記事で紹介するTouch PortalもStream Deckの1つとなります
Touch Portal
Elgato Stream Deckへの憧れが強いけれどもやはり良いお値段がするのでためらってしまう
私もその内の一人なのですが、そんな人は少なくないと思います
Touch Portalは基本的に無料でスマホやタブレットをWifi経由でデスクトップアプリと連携し、パソコンを操作します
そしてElgato Stream Deckでできる事のほとんどはTouch Portalでもできます
さらにいくつかの部分においてはElgato Stream Deckより優れた機能を持っています
利用できる機能
機能の一部を紹介します
- アプリケーションの起動
- ファイル・フォルダを開く
- ウェブページを開く
- キーシミュレート(ホットキー)
- クリップボードの操作
- メディアの操作
- OBS Studioとの連携
- StreamLabsOBSとの連携
- XSplitとの連携
- Twitterとの連携
- Twitchとの連携
- Logicの利用
- その他プラグインを利用することで多数連携(Sportify、Discord、VoiceMeeterなど)
使用可能な端末
iOS、Android端末
Touch Portal
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FireタブレットではPlayストアを自分でインストールする場合保証の対象外になるので注意してください
無料版と有料版の比較
Free(無料版) | PRO(有料版) | |
---|---|---|
価格 | 0円 | 1600円 |
作成できるボタン数 | 最大8個(4×2)/ページ | 最大110個(15×?)or(?×15)/ページ |
作成できるページ数 | 最大2ページ | 無制限 |
OBSのリモートコントロール(別PCから) | × | ○ |
GIFアイコン | × | ○ |
ページの壁紙の色変更 | × | ○ |
ページの壁紙の画像変更 | × | ○ |
デスクトップアプリからのテスト、実行 | × | ○ |
Valueの利用 | × | ○ |
配信以外にも使用可能
多くのStream DeckアプリはOBS Studio操作のみであったりと配信用に特化されていますが、Touch Portalは配信以外にも画像編集や動画編集など様々な用途に対応しています
Logicによるマルチアクションコマンドの作成
Touch PortalはLogicという強力なコマンド群があります
「もし、視聴者がxをしたらyを実行」や「1度ボタンを押して3秒以内にもう1度押すと実行、押さないとキャンセル」など様々なアクションを作成できます
自由度の高いカスタマイズ
Touch Portalは自分の好きな画像を壁紙にしたり、ボタンの配置も自由なので非常にカスタマイズ性が高いです
こちらのページにはすでに公式や他のユーザーが作成したページ例があり、気に入ったものはインポートしてそのまま使用することもできます
ダイナミックテキストアップデーターによる情報の表示
Touch Portalでは現在の日付や時間、OBS Studio上のシーンやCPU使用率などの情報、Twitchのサブスクライバーやビッツ使用者の情報などをリアルタイムにStream Deck上に表示することができます
おわりに
私自身は他のStream Deckアプリから乗り換えというかたちでTouch Portalを利用しはじめましたが、基本無料とは思えないほどパワフルな機能を持っているのでStream Deckに興味のある方は1度使用してみるのがおすすめです