この記事ではUP Deckを使用してOBS Studioのソースの位置、サイズ、傾きなどを変更する方法を解説します。
animateコマンドと似ていますが、この記事で紹介するコマンドはstepやintervalをパラメーターに持っておらず瞬時にソースに対して適用されます。
animateコマンドでstep=1、interval=1を使用した状態に似ています。
コマンド
ソースの位置、サイズ、傾きなどを変更するコマンドはposition(resize、rotate、opacityも代用可)です。
基本的なパラメーターはanimateコマンドと同様なので詳細はそちらを参照してください。
ソースの位置、サイズ、傾きの変更
position
scene=<ソースアイテムを含むシーン>
item=<アニメーション化して動かすソースアイテム>
delay=<コマンドを動作させるまでの遅延時間(ミリ秒)> (オプション)
x=<位置 x>(オプション)
y=<位置 y>(オプション)
w=<バウンディングボックスの幅(width)>(オプション)
h=<バウンディングボックスの高さ(height)>(オプション)
r=<回転>(オプション)
cl=<クロップ左(crop left)>(オプション)
cr=<クロップ右(crop right)>(オプション)
ct=<クロップ上(crop top)>(オプション)
cb=<クロップ下(crop bottom)>(オプション)
alpha=<透明度|透明0~100不透明>(オプション)
positionコマンド内でMorphも使用できます。
相対値からソースを動かすことも可能です。
例:
ソースの移動
position
scene=_current
item=picture
x=(20)
記事で使用したコマンドはコマンドアーカイブに追加していきます。コピペできると思うので利用してくださいね。