この記事ではフォートナイトシーズン9ソロモード勝率1%の私がワールドカップ予選で賞金圏内(TOP500)に入った方法を紹介します。
私のFortnite経歴
私はFortniteにバトルロイヤルモードが追加された直後に少しだけプレイし、チーターが家の中からひたすら壁抜きして全員を倒していく姿を目の当たりにしてしばらく離れていました。
本格的に始めたのは2018年2月、シーズン3が始まった直後あたりです。そしてあるポイントでは私は強いプレイヤーの一人でした。トラッカーサイトから戦績をみてチームに誘われたこともあります。
シーズン4の戦績がこちらです。
それからFortniteは爆発的に成長し新たなアイテムが増え、めまぐるしくメタが変わり、その波にのまれるだけのまれた私はどんどん前線から離れていくこととなります。強いプレイヤーは強いプレイヤー同士でスクリムを利用しているなか、私はスクリムに一度も参加せずに現状維持に努めました。
シーズン9現在以下の戦績となっています。決して強いプレイヤーではありません。
そんなときにワールドカップが開催されるという情報がありました。すでに周りから遅れていた私には縁の無い話だと思い特に情報を追っていなかったのですが、Week1が終了したときにTOP500で賞金が出ることを知ります。そして1日目の参加人数は3000人以下、参加したら0ポイントでも自動的に2日目に進めるではありませんか。
なんという大盤振る舞い
わんちゃんしかねぇ!!!
そう思った私はWeek3からワールドカップ予選に参加し、Week5とWeek9で賞金圏内に入賞することができました。
では勝率1%でどのように賞金を獲得したのか、その方法を紹介していきます。
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全体の流れ
私はすでに技術的な部分では大幅な遅れをとっているのでこの記事では技術以外の部分から上位に入る方法を紹介できたらと思います。
作戦としてはとにかく敵との接触を避け、マテリアルを温存してTOP15を目指します。TOP25で3ポイント、TOP15で2ポイントです。これを8試合できれば40ポイントにもなります。そしてTOP15は十分到達可能な目標です。
私の目標は戦わずしてできるだけ上位に食い込むことです。ワールドカップ本戦に出るつもりの人はリスクを負ってポイントを稼ぎに行く必要があります。私のプレイの理想はリスクのRの字もみないプレイです。
序盤
降下地点
まず重要になるのは降下地点です。敵を倒す予定がないので木、石、鉄が全て500揃う場所である必要があります。そしてもし敵がいてもすぐに回避できる場所、間欠泉やスカイベース、スリップストリーム等が近くにある場所が理想となるでしょう。
私の場合は今後のこともあるので内緒ですが常にS○ S○に降下していました。シーズン4からずっとお気に入りの場所です。程よく入り組んでおり、マテリアルは全て揃います。そして西にはスカイベースがあり、東にはスリップストリームがあります。D○ D○なんかもいいでしょう。
降下後
降下中はできるだけ周りを見ながら他にプレイヤーがいるかどうか、降下地点に強い装備は落ちているかを確認していきます。私の場合、ゲーム中にリスクをかける時間帯は最序盤のみとなります。相手の位置を完全に把握し、自分の装備が強い場合にのみ自分から攻めていきます。注意したいのは最序盤のみということです。マテリアルを回収された後ではリスクが大きすぎます。
そしてマテリアルを回収しながらアイテムを拾っていきます。ここで重要になるのがアイテムの選択ですね。私的TOP15を目指すためのアイテムTierリストを紹介します。
GOD Tier | シャドーボム | ポータル裂け目 |
Tier 1 | グライダー | ポーション類 (チャグジャグは除く) |
Tier 2 | イガイガボール | 包帯 |
Tier 3 | キット | 攻撃のできるもの |
我々の目標はできるだけ長く生き残ることだ
どうして攻撃する必要があるんだい?
実際に私は15%程度の割合でSG一本のみで後はユーティリティ装備を所持してプレイしていました。SG一本のみの利点はスロットが空くだけでなく中盤の暇な時間帯に無謀な行動を避ける手助けとなります。離れたところにいる1発で倒せるプレイヤーを狙うリスクを負う必要は私にはありません。
アイテムの回収後
アイテムを回収し終えた後、まだ近くにプレイヤーがいる可能性があります。そして、見つけたプレイヤーが好戦的か、戦いに対して消極的かを見極める必要があります。もし相手が好戦的だと判断した場合には回収したユーティリティ(シャドーボムなど)を序盤の段階で使用してもかまいません。それでも、できるだけ節約しつつ近くのスカイベースやスリップストリームを利用して離脱します。
私の実際のWeek9、10試合目の序盤、中盤での逃げっぷりです。
中盤
降下地点を抜けた後
アイテムの回収を終えたらまずサークルの中心に移動することを考えます。相手を倒してマテリアルを回収しないのでサークルの中心をとることでマテリアルの節約をします。
またスリップストリーム、間欠泉、スカイベースのそばにお家を構えることを考えます。可能であれば他のプレイヤーがいない建物をとって回収しながら自分の壁に貼り替えていきます。
ボーラーや車を手に入れられている場合は自由にお家を建設していきます。
中盤の行動
ここからは自分との戦いです。この時間帯から終盤までは特に何もすることがありません。放置です。お隣さんとのダンスバトルなんかで時間を潰してもいいですね。
把握しておきたいのは好戦的なプレイヤーが次のサークルに対してどこにいるかです。次のサークルと自分の間に好戦的なプレイヤーがいたら最悪です。頻繁に壁を編集している、屋根を開けているプレイヤーをマークしておきます。
場合によっては上位のプレイヤーがポイントを稼ぎに訪れる可能性があります。焦ってはいけません。スリップストリームがあります。間欠泉があります。逃げ続ければ相手も諦めるでしょう。
注意したいのはヘビーSRで壁を破られて一瞬でおとされる状況です。
20分プレイして0ポイントかよ!
やってられねぇ!
となってはいけません。自分との戦いです。一戦一戦切り替えてやっていきます。
終盤
TOP25
サークルがある程度小さくなっているにも関わらず40、50人残っている時間が続きます。ここからが勝負です。
私は周りの好戦的なプレイヤーをみてサークルに移動するタイミングを図っています。好戦的なプレイヤーがいない場合はサークルが決まってすぐ、いる場合はそのプレイヤーが移動し始めた段階で移動を開始します。シャドーボム、ポータル裂け目を使用してもいいでしょう。可能ならジャンプパッドを最初に使用します。
飛んでいる間、消えている間に見ておくことは常に好戦的なプレイヤーの位置です。好戦的なプレイヤーと好戦的なプレイヤーの間にお家を構えることは地獄です。彼らは狙われているプレイヤーに対して追い打ちをかけてきます。まずは狙われない位置をとるようにします。屋根を開けているプレイヤーは好戦的な可能性が高いので避けます。
そして一見おいしい、狙いたいプレイヤーがいたときもひたすら我慢します。90%安全に倒せる、では足りないのです。100%安全に倒せる状況のみ手を出します。TOP25はすぐそこです。リスクを負う必要はありません。
この段階ではマテリアルはどんどん使っていきます。目指すはTOP15です。それ以上順位を上げるためにマテリアルを残す必要はありません。
TOP15
TOP25を達成できたらTOP15はすぐそこです。ここからは一気にプレイヤー数が減少していきます。
注意したいのは1位を狙うような強いプレイヤーは常に上をとるということです。彼らは神のごとく下界を覗いています。彼らはまず中段にいる人間に狙いを定めるでしょう。
中段にいることは判断を難しくします。上からは強いプレイヤーが狙っています。下からも上に上がりたいプレイヤーが狙ってくるでしょう。
私はほとんどの場合、この時間帯は地面かその一段上あたりで息を潜めています。上では熾烈な中段、上段争いが繰り広げられていることでしょう。強いプレイヤーに目を付けれらることは避けないといけません。また、下段にいることでこの段階でジャンプパッドを使用することは難しい状況が多いです。使うことができるタイミングで使ってしまいます。
この段階では全てのユーティリティアイテムを使用してとにかく戦いから離脱します。そして一番他のプレイヤーの粗が見え隠れする時間帯です。チャンスだと思う場面も多いです。ここまで徹底的にリスクを回避してプレイしてきました。1000%安全を保証できた場合のみ横やりを入れます。あくまで横やりです。対峙してはいけません。
TOP15以降
全てのミッションを達成しました。もうマテリアルもありません。ここからは自由です。腰に据えたものをどっしり構えてボーナスポイントを狙っていきます。
次のポイントはTOP5で2ポイントですがこれはとても難しいです。他のプレイヤーのマテリアルを回収できていない状況でこれ以上は相当な運が必要でしょう。
実際のWeek9の各試合の成績がこちらです。TOP15を達成していない試合の撃破数が見事に0です。私にとって理想の展開だといえます。
その他の要素
ボーラー
消極的なプレイの代表としてボーラーがありますが、ボーラーは競争率が高くとろうとすること自体がリスクです。私の場合は運良く残っているボーラー、転がっているボーラーを拾うことがありますが、ボーラーのために降下地点を決めることはありません。
ボーラーを手にすると全力でボーラーを守ります。また、マップ北東のジャングル地帯では木の上に留まっていることもよいでしょう。終盤ではボーラーで常に動いているプレイヤーも多いですが、死角を確保できればその場所に留まることがベストであることも多いです。
車
車を利用して空を飛ぶ技術は非常に便利です。学ぶ価値があります。隠れ家から一つスロープを出して飛び出すことで、すでに小さくなったサークルでは簡単に安全エリアに入ることができます。注意したいのは着地が安定しないことがあること、空中で攻撃を受けて操作が効かなくなることです。こういった状況はグライダーを持つことで回避できます。
Week9で私が車を使用した場面です。
おわりに
今回は私が実際にフォートナイトワールドカップ予選で賞金圏内に入賞した方法を解説しました。
Week9の戦績を見ていただければわかりますが10試合の平均撃破数が0.7です。一試合で一人倒すことなくとも上位に入ることが可能です。
リスクを負う時間帯は最序盤と最終盤、これを意識したら後はひたすら自分との戦いです。トーナメントの3時間の内、1時間30分緊張感の中で何もしない時間を過ごす覚悟です。向き不向きがありますが、生き残る必要あるバトルロイヤルゲームの一つの戦略として十分効果的ではないでしょうか。そしてこれが現状私がトーナメントをプレイする上でできるベストのプレイです。