この記事ではカメラで人物を映したときにリアルタイムでエフェクトをかけることが可能なSnap Cameraを紹介します
OBS Studio等の配信ソフトで取り込めばライブ配信でカメラに彩りを加えることが可能です
Snap Camera
Snap Cameraとは
Snap CameraはSnap Chatで利用できるようなエフェクトをリアルタイムで出力することができるソフトウェアです
画面内の自分にちょっとした装飾を付けたい、配信のために化粧をするのが面倒、顔を出すのは恥ずかしいけれど表情は配信にのせたい、そういった場合に非常に役に立ってくれるツールとなります
様々なエフェクト
Snap Cameraには非常に多くのエフェクト(レンズ)があります
その用途も様々なので大きくパターンを紹介します
質感変更
元のカメラに非常に近いエフェクトで肌の質感であったりを変更することができるエフェクトです

被り物
元の顔の上に画像を重ねることができます
顔を隠したい場合に便利ですが、カメラから顔が認識されない場合にエフェクトが外れるので顔を出したくない人は注意が必要です

パーツ変形
顔のパーツを強調することができます
変形が大きいものから小さいものまで様々です

パーツ利用
顔の表情を利用して用意されたモデルに適用するエフェクトです
簡易VTuberのように使用できます

背景置換
部屋が散らかっていたりして背景を映したくない場合に背景のみを別の画像に置換することができます

ここで紹介したエフェクト以外にも非常に多くのエフェクトがあるので試してみてください
ダウンロード
規約を確認してチェックボックスにチェックを入れてダウンロードしてください
Snap Cameraの使い方
Snap Cameraがインストールできたら使い方は至って簡単です
設定
ウィンドウ右上の歯車から設定を開いてください

開かれた設定画面で使用するカメラを選択することでひとまず使用することができます

使用するフィルタによってはホットキーを使用してアクションを付けることができるものもあるので好みで設定してください
フィルタの適用
フィルタは一覧のものをクリックするだけで適用することができます
フィルタにカーソルを合わせるとお気に入りに登録・レンズのリンクをコピーすることができます
コピーしたレンズURLは検索窓(Search Lenses)に入力することで一発でたどり着くことができます

お気に入りのフィルタ
フィルタをお気に入りに入れると左上の星マークをクリックすることで一覧で表示することができます

また、ホットキーを設定することでSnap Cameraを直接操作せずに適用するエフェクトを変更することができます

LioranBoardやTouch Portalを利用してTwitchのチャンネルポイントから視聴者にエフェクトを選択してもらうのも面白いかもしれませんね


配信ソフトへの適用
OBS Studio
ソースの追加から映像キャプチャデバイスを選択します

デバイス欄に表示されるSnap Cameraを選択するとSnap Camera上で選択されているエフェクトがかかった状態で出力されます

各設定を変更して利用することができます

Xsplit
ソースの追加からDevices→Video→SnapCameraと選択します

画面に合わせて利用可能です

おわりに
非常に簡単に使えるリアルタイムエフェクトツールなので配信に彩りを加えたい方におすすめです
特性上、マシンのパワーが多少必要になるので私は次のPCを入手後に遊んでいきたいと考えています